Page 10 - Champagne Julien Chopin
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ラタフィア・シャンプノワ

ラタフィア・シャンプノワはシャンパーニュ地方独特のアルコール飲料で、ユニークで稀少
なお酒として愛されています。長い間、生産者とその家族だけで飲まれてきましたが、近
年広く世に知られるようになり、2015年にはIGP（地理的表示保護ワイン）を獲得しました。

伝統的に生産者は１種類のラタフィア・シャンプノワしか作りませんが、ジュリアン・ショパ
ンではさまざまなラタフィアを提供しています。
ジュリアン・ショパンのラタフィア・シャンプノワの第一の特徴は、アルコール発酵を止める
ために添加するアルコールにあります。アルコール度94％で、無味のワイン蒸留物が使
われています。このため、ブドウの持つ味わいが充分に引き出されるのです。

第二の特徴は、４種類という豊富な品揃えです。それぞれのセパージュ（シャルドネ、ムニ
エ、ピノ・ノワール）につき１種類のラタフィアがあり、４つ目はソレラ方式で作られたムニエ
のラタフィアです。ソレラ方式とは、毎年樽から３分の１の果汁を取り出し、徐々に足して
いくというものです。現在販売されているラタフィアは、７年分に相当します。

意外性に満ちたラタフィア
ラグジュアリーなシャンパーニュに比べれば、ラタフィア・シャンプノワは地味と思われが
ちですが、決してそうではありません。驚きと意外性に満ちていて、飲む人をあっと言わ
せます。さまざまな食事のシーンに合うのがラタフィアの強みで、今までにない味覚体験
をもたらしてくれます。カクテル、スターター、チーズ、デザートのほかにも、お料理に添え
るソース作りにも活躍します。
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